【仕事知識】このアルファベット略語ってどういう意味?

2020/06/13

仕事

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 ビジネスシーンで飛び交う用語・略語・横文字などなど。

 前後の文脈でなんとなく理解できているけど、しっかりと説明できないものもありますよね。
 正確な意味を知っておかないと、いつか赤っ恥をかいてしまうかもしれません。

 このページではいろんな会社でよく使われているアルファベット略語の意味・語源・使い方等々をまとめています。
 一読しておけばどこかで役に立つかもしれません。
 (私が気になったもの、調べたものを都度更新していきます)

NR=No Return、「直帰」

ノーリターン、直帰です。(直帰は「まっすぐ家に帰る」の意味)
 各人の予定等を書くホワイトボードで頻繁に使用され、「この日は客先で打ち合わせしてから事務所に帰らずおうちに帰ります」等の意味で使われます。

GS=Go Straight、「直行」

ゴーストレート、直行です。(直行は「まっすぐ向かう」の意味)
 NRと同様に各人の予定等を書くホワイトボードで使用され、「この日は事務所に寄らずにまっすぐ客先に行きます」等の意味で使われます。

MTG=Meeting、「打ち合わせ」「会議」

ミーティング、打ち合わせや会議のことです。
 会社によっては「会議室で実施するものが『MTG』で立ち話は『打ち合わせ』だ」のように、人数規模や場所によって明確に使い分けている場合もあるので注意。
 また、会議の意味から転じて会議体自体をMTGと呼ぶこともあります。
  ※例:予算策定MTGのメンバーに選定された
   →「予算策定MTG」という会議に呼ばれた、という意味以外に「予算策定MTG」という組織構成員になった、という意味にも取れます。

PJ、PJT、PRJ=Project、「プロジェクト」「目標達成のための一連の業務」

プロジェクト、ある一定の目標を達成するための業務のかたまりです。
 ※例:本社移転PJ
  →本社移転という大きな目標を達成するためにこなしていくべき一連の業務。
 これらを達成するために集められた人たちをプロジェクトチーム(PJT)と呼びます。
 プロジェクト自体もPJTと略すことがあるので紛らわしいですが、意味はほとんど同じなのであまりこだわる必要はありません。

MG、MGR=Manager、「マネージャー」「管理者」

 マネージャー、業務や人員を管理する役職者です。
 エリアマネージャー、プロジェクトマネージャーのように管理する対象が頭に付きます。
 また、役職名としてMGが定着している会社もありますが、部長次長課長主任…のように日本旧来の役職名を使いつつ「課長以上はMG」と混在・併用している場合もあります。

OJT=On the Job Training、「仕事を実践しながらの研修」

 オンザジョブトレーニング、仕事を実践しながら先輩社員等による指導を受ける形式の研修です。
 一般的な研修は業務と切り離された場所で実施されることが多いですが、OJTは実際に客先や取引先に出るような責任を伴う業務で実施されます。
 社員の育成計画にはほとんど組み込まれています。
 ※例:細かい書類作成の手順はOJTで身に着けてください

KGI=Key Goal Indicator、「重要目標達成指標」

 キーゴールインディケーター、重要目標達成指標と訳されます。
 達成すべき目標を明確に数値で表したものです。
 例えば「たくさん売るぞ!」というふわっとした目標はチームで上手く共有することができませんが、「年間売上100億円をKGIに設定」とすれば目標を共有しやすいですよね。

KPI=Key Performance Indicator、「重要業績評価指標」

 キーパフォーマンスインディケーター、重要業績評価指標と訳されます。
 最終目標(KGI)を達成するために重要なポイントが達成されているかを評価=チェックするための指標です。
 こちらも指標なので明確に測定できるものである必要があります。
 ※例:「年間売上100億円というKGI達成のために月の契約件数5,000件をKPIに設定する」

PDCA=Plan Do Check Action、「計画→実行→評価→改善」

 そのままピーディーシーエーと読み、
 作業を開始する前にまず計画(Plan)
 →計画に基づき実行(Do)
 →うまくいった点、うまくいかなかった点を評価(Check)
 →評価を受けて今回の計画を改善する(Action)
 →次の計画へ、という循環の考え方です。
 「PDCAサイクルを回す」というように使います。
 

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